今シーズン初採集したコクワガタのオスです。学区内の里山では、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、スジクワガタ、コクワガタなどを採集することができます。これらのクワガタムシは、5月の終わり頃から姿を現し、6月中旬から下旬に最も多くなり、7月中旬以降はあまり見かけなくなります。近くの里山ではコナラやミズナラやクヌギ、川原ではヤナギの樹液に集まります。「お盆に、里帰りしてきた親戚の子を連れてクワガタを採ろうと思ったけれど採れなかった。」という話をよく聞きますが、この時期の採集はかなり難しいのです。これからの季節、夜でも「気温が20℃を超える」「風のない」「月が出ていない」日に、「森の近くに設置された白色の明るい照明」の下で待っているとクワガタムシが飛んできます。時間帯は日が沈んでから夜10時くらいまでが良いようです。すぐに見つからなくても簡単にあきらめずに、しばらく照明の下で待っていてくださいね。オレンジの照明は「紫外線」をほぼ発しないので虫が集まりません。中津川や小国方面に行くと、運が良ければ「オオクワガタ」も採集できます。では、お父さん、頑張って!
さて、今日は「昭和農地・水環境保全会」の方々と、「町の農業委員会」の方々にご指導いただきながら、5・6年生の子ども達が田植えを体験しました。植えたのは餅米で、これからは、成長を観察し、「草取り」と「稲刈り」を体験します。今年は、去年のような水不足にならず、豊作だと良いのですが・・・5年生の子ども達は初めての子が多くやや手間取っていましたが、6年生の子ども達は、去年の経験を思い出しながら上手に植えており、指導者の方に褒めていただきました。普段何気なく当たり前に食べているお米ですが、実は、たくさんの知恵と努力によって育てられていることを知ってほしいのです。