2022年1月13日木曜日

書き初め大会


今日は書き初め大会。感染症対策のため各教室で行いました。
校長は、放送でこんな話をしました。
「書き初めとは、年が明けて初めて書く書のことをいいます。書き初めは、1月2日に行うのが習わしで、この日に書くと、字が上手になるといわれています。
 校長先生は、子どもの頃、そのように教えられて、毎年1月2日に書き初めをしていました。最高で100枚くらい書いて練習したことがあります。書いているうちに、こう書けばうまくなれるというコツをいくつもいくつも習得して、とても自信がつきました。
 校長先生が教務主任の頃、書写を教えていた6年生にこの話をしたら、ある女の子が「先生、100枚は練習できなかったけど、80枚練習したら、自分でもびっくりするくらい上手になりました」と報告してくれました。その結果、コンクールに応募するたびに入賞し、自分は成長できることを実感し、ますます書写が好きになったそうです。
  さて、みなさん。今日は、お手本から正しい書き方、上手な書き方をしっかり学び取って、書いてみてください。お手本を書いた人の気持ちや性格まで読み取るくらい、お手本から徹底的に学んでください。
 そのレベルならもう十分に合格ですが、もっとうまくなりたい人は、書き初め作品を見た人がどんな気持ちになるか、考えて書くといいと思います。見た人が元気になるように、太い字で堂々と書いたり、見た人がのびやかな気持ちになるように、生き生きとした筆の運び、最後まで集中したはらいを書くなど、みなさんの心を使って書けるといいな、と思います。みなさん一人一人の作品を楽しみにしています。」

このあと、添川小学校の建物全体がしーんと静まり返り、
子どもたちの集中が伝わる書き初め大会になりました。
掲示されるのが楽しみです。