5・6年生の子ども達は4月からの3ヶ月でずいぶん大人になった感じがします。学習態度に落ち着きが感じられるし、物事に真摯に取り組むところが本当にすばらしい。
さて今日は、生き物大好きな1・2年生の子ども達が「サクラマス放流」を体験させていただきました。西置賜漁業組合では、毎年、サクラマスの稚魚を川に放流しています。西置賜の4市町で順々に放流しているのだそうです。運良く今年は飯豊町が会場。添川小学校にお願いしたいとのお話をいただき、今日の実施となりました。放流した稚魚は約8,000匹。スクールバスで、飯豊橋付近の川原に移動し、いよいよ放流です。体にヤマメ独特のパーマーク(体側の小判型の模様)がはっきりと浮き出た5㎝ほどの稚魚を、バケツに小分けにしてもらい、白川にそっと放流しました。
今日放流した稚魚はおよそ8,000匹。海まで降りて大きくなって、3年後放流した川に戻るのは0.3%だそうです。計算上は24匹かな。他の魚などに食べられたり、人間に捕獲されて食卓に並んだり・・・生き物が生きるって事は大変なことなんですね。小さな命が1匹でも多く白川に戻ってくることを子ども達と一緒に願って学校に戻りました。帰りに一人一人使ったバケツをいただいてきたのですが、「何に使うの?」と聞いたところ、「ザリガニ~!」と答えが返ってきました。なるほど。まだまだザリガニ熱は冷めません。