2020年1月16日木曜日

ハドル

 2階の図書スペースに、新しい本のコーナーがあります。長い時間物事に変化が無いと、飽きてきて、関心が薄れてしまうもの。環境にも変化が必要です。ちょっとでも何か変わると、興味がわいてきたり、もう一度やってみようと思ったりするものですね。

 さて、アメリカンフットボールの試合を観ていると、1つのプレーが終わるごとに、プレーヤーがサッと集まって何やら短時間会話を交わし、すぐにまた自分のポジションに戻るといった様子が見られます。「ハドル」と呼ばれる「打ち合わせ」なのだそうですが、何か話し合う際に、お互いの距離が近いということは、結構大事な要素です。昔から「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、本当にその通りだなあと思う場面が、子ども達の活動でもよく見受けられます。近距離で対面することで、「相手意識」がより強くなって、「相手に伝わるように」と工夫しながら話すので、短時間で結論が出るようです。


  中間休み、2年生の子ども達が「外で遊ぶ」と言って出て行ったのに、なぜか、昇降口前の除雪を始めました。きっと、外に出てから、除雪した方がよいという話になったのでしょう。「気づき」「考え」「行動する」子ども達に感動!雪が降った日には、登校してすぐ、高学年の子ども達が自主的に除雪をしてくれるのですが、2年生もそれを見ているのですね。高学年がすばらしいから、低学年もすばらしくなるのです。