2019年12月11日水曜日

イメージ

 3年生が「太陽とかげの動き」について学習していました。画用紙とストローを使った日時計を作って「かげ」を記録するのですが、ここで、問題が・・・「方角」が分からないと正しい観察ができないことに気づきました。そこで、理科室から「方位磁針」を持ってきました。困ったことが起きたときに、考えて、対話して、解決の手立てとなるであろうことを実際にやって確かめてみる・・・こうした学習の積み重ねが、確かな学力を育みます。

 4年教室では、学習リーダーが前に出て、自分たちで学習を進めていました。先生は、必要なときにだけアドバイスします。「主体性を身につけさせる」とよく言いますが、「主体性」とは、「自分の意思や判断に基づく」ことを意味します。子ども自身に考えさせたり、判断させたり、決めさせたりしなければ育たないのです。

 5年生が理科の時間、「電磁石を使ったおもちゃづくり」に取り組んでいました。それぞれが、原理を活用しながら、自分のイメージに従っておもちゃを作っていました。一番人気は、鉄芯のいらない「手作りモーター」でしょうか。これ、うまく回ると感動します。

 1・2年生も、おもちゃ作りをしていました。「ゲーム板」や「的当て」などを夢中になって作っていました。話しかけても、返事さえしない子もいました。もう、自分の世界に入り込んでいて、集中しています。イメージを形にするって楽しいものです。