2020年2月10日月曜日

言葉を磨くには

 
 1階廊下のつきあたりには、今年も「お雛様」が登場しました。子ども達がすくすくと元気に賢く育つように、無事でありますようにと願いを込めて、養教の奈津美先生と支援員の節子先生が飾ってくださいました。

 1年生は作文の学習。書いた作品を読み直して「推敲」していました。まず、「自分で」、その後「友達の作品と交換して」互いに推敲し合います。自分が直すときには鉛筆で、友達のものを見るときには赤青鉛筆でというルール。自分では気づかないところも教えてもらうことができます。「推敲」は大変高度な作業です。言葉を正しく遣っているか、主述の「ねじれ」はないか、前後の文との関係はどうか、書き表したいことが伝わるか等々、様々な観点で文を見つめなければなりません。その際、「言葉の知識」「良い文のイメージ」がなければ、改善点を指摘することは難しいと言えます。普段から豊かな読書と会話を経験することが、何より大事です。

 5年生は、「言葉の種類」という学習をしていました。文中の言葉を「動詞」「名詞」「様子を表す言葉」に仲間わけしています。普段当たり前に遣っている言葉ですが、こうして詳しい知識を得ることで、効果的な使い方、正しい遣い方を意識するようになります。そして、生活や学習の中で繰り返し遣うことで「身につける」事ができるのです。


 今日から、掃除を「縦割り清掃」に戻しました。高学年がそれぞれの班をリードしてくれるので安心です。2年生も張り切って雑巾がけです。どうですか、なかなかのフォームでしょう?上手になったなあ。