2018年10月22日月曜日

里芋収穫

 今日は、春に植え付けをした「里芋」の収穫を行いました。株の周りの土をスコップで起こして株ごと掘り出し、親芋から子芋、孫芋を外しました。「どれが親ですか?」「どこをとればいいですか?」などと先生に聞きながら、子ども達は楽しそうに作業を行いました。
 芋の良いところは、掘り出すまで姿が見えないので、掘り出すまでの期待感と掘り出したときの驚きがあるところです。
 普段当たり前に食べているものが、どのように育てられ、どうやって私たちの食卓に届くのか学ばせる事を通じて、大変な苦労の末に食べ物が生み出されていることに気づかせたいと考えています。そして、生産や流通に関わった方々への感謝の気持ちを持たせ、労働の大切さを感じさせたいと思っています。
 また、季節のものをその季節に食べることは、食生活の基本でもあります。先達の知恵を、子ども達にも伝えなければなりません。今日収穫した里芋は、11月2日に行う「収穫祭」で芋煮にして食べます。いつもお世話になっている地域の方々をお招きして感謝の気持ちを表します。