2020年8月27日木曜日

地震想定の避難訓練




毎年、この時期に地震想定の避難訓練を行います。
関東大震災が97年前の9月1日に起きたことから、
9月1日が「防災の日」に制定され、全国的に避難訓練が行われています。

本校では、朝の時間に全校生を体育館で全体指導。
担当の滝澤教諭がパワーポイントを使って「おかしも」の約束などを確認。
校内の写真をもとに、どこに逃げるか、あるいはどこに待機するかを考えたり、
さらに、東日本大震災の時のある学校や体育館の写真をもとに、
いつ起きるか分からない地震の恐ろしさを感じたりしました。
なお、頭を守るために机の下にもぐりますが、その時に、
机の脚を両手でしっかり持つことが安全上大切であることも大切な学びでした。

さて、実際の訓練では教頭先生の「避難開始」の放送から、
わずか2分ぴったりで全校生が整列。
走らないで迅速に避難することができました。
暑いグラウンドでの校長の講評は40秒。
暑さの中でも十分な訓練になりました。

さて、東部地区に活断層はないというわけではありません。
長井盆地西縁活断層帯の南端は東部地区で、
位置が今泉にスライドしてそこから米沢盆地西端へと続きます。
太平洋プレートに乗って東から西へと大地を圧す力が加わるため、
東北地方の盆地や平野の西縁は活断層(逆断層)が多いのです。
もしかすると、もう数億年したら、ハワイが宮城県沖あたりに近づいて、
「松島及びハワイ方面修学旅行」に行ける日が来るかもしれません。