2019年7月1日月曜日

田の草取り

 各教室では「道徳」の授業が行われていました。道徳の授業では、まず、資料を読んで、登場人物がなぜそのような言動をとったのかを考えます。次に、自分が今どうなのかを振り返ります。そして、これからの生き方を考えるのです。
 私たちは、実生活の中で様々な「岐路」に立ち、葛藤します。そして、どのような行動をとるべきか考えます。人としてとるべき行動を自ら判断し行動する力をつけなければなりません。道徳の学習は、その基礎を培う大切な時間です。

 さて、今日は、5・6年生が「田の草取り」を体験しました。今回も、「昭和農地・水環境保全会」の皆様にご指導いただきました。昔は手作業だったが、効率良く行うための「道具」が作られ、作業はだいぶ楽になった、今は「除草剤」を使うというお話をお聞きしました。学習田は、「除草剤を1回だけ使う」エリアと「無農薬」エリアに分けられています。無農薬のエリアには「コイ」が放されおり、泳ぐことで水を攪拌します。濁った水の中では光合成を十分行うことができないため。雑草が育ちにくいというわけです。それでも草が生えるので、こうした作業が必要なのです。6年生は昨年度も体験していますが、5年生は初めての体験。泥だらけになった子もいますが、一生懸命作業に取り組んでいました。帰りに補植用にとっておいた苗を学校にいただいてきて、バケツでも育ててみることにしました。さあ、どうなるかな。